猫のからだの由来

  • 猫の進化について


    猫身近な存在です。しかし、そんな愛くるしいもともと日本にいたわけではありません。そもそも、猫の祖先は、リビアネコ。森から出て砂漠で進化しました。暑さに強く、少量の水でも生き抜ける体でした。


    さらにさかのぼると、肉食哺乳類の祖、ミアキスにいきつきます。約5500万年前、恐竜が、絶滅して間もないころ、ヨーロッパから北アメリカの地に生息していたようです。ミアキスは爪や牙で獲物をしとめることをあみ出した最初の動物。


    主な生活圏は森の中ですが、ミアキスの中でも強いものが森を占有し、弱い者は森を追い出されていきました。このとき平原に出たものが集団で狩の方法を覚え、今の狼や犬へと進化したのです。


    一方、森のなかでは、よりスピーディーに、効率よく、獲物をとることの出来るものが生き残ります。そういう意味で、今の猫は、効率よく、獲物をとらえられるよう、最も進化していると言えるでしょう。


    現在の猫の形に近くなったのは、プセウダエルルスです。足は爪先立ちで、歯の数も今の猫と同じです。そこからまた枝分かれし、猫族の中で、森から砂漠へと出たのがリビアネコ。砂漠へ出たことで、人と出会い、家畜化への変化が始まるのです。